vol8 立ち向かう小池塾と女性の時代

今、私たちはどのような時代を歩んでいるのでしょうか?
そして、これから先、どのような時代を歩むことになるのでしょうか?

先回のメルマガでは、2017年から地の運が、2024年から天の運が第八運から第九運へと変わると申し上げました。
運が変わっていくとはいえ、ある日突然ガラリとエネルギーが変わるのではなく徐々に変化していくのです。

タイムマシンに乗ってちょっと先のことが分かるとか見えるようになるのは架空の出来事。科学が発達して過去にできなかったいろんなことが可能になってきても現実的には無理なのかもしれません。
しかし、易経を理解すれば、ちょっと先のことがわかったり、今の時の流れをしっかりとつかむことができます。

時の流れをしっかりつかみ、その時代の流れに乗ることはとてもすごいことです。

風水では、180年周期で天の運を龍が巡ると言われています。この180年を9つに分けたのが三元九運です。その中で、今私たちが歩んでいるのは第八運(後天:2004年 – 2023年)です。そして、その後に第九運(後天:2024年 – 2043年)がやってきます。

第八運は易経の世界では艮(うしとら)と呼ばれ、五行では土に属し、動じない山を意味します。止まる、という事象があります。安定する、という意味も持ち合わせています。人々は土のエネルギーの影響を受け、「動じない」とか「落ち着いて行動する」という事象があります。
この時期にはもちろん何かが変化する、ということはありますが、他の運と比較すれば世の中は比較的安定し、なんだかんだあっても、最終的なところでは平和を維持することができます。

しかしながら、第九運に入るとそうはいきません。第九運は離(り)と呼ばれ、五行では火に属し、太陽のように熱を帯びて輝く火を意味し、火のように情熱があり、知恵にあふれ麗わしいという性質があります。人々は火のエネルギーの影響を受け、「はっきりと物を言う」とか「行動が早くなる」「衝動的になる」と言う事象に変わります。
このことが普段の私たちの暮らしやビジネス上での行動、国と国との外交でどのように影響していくかは、賢明な皆さんであれば想像できることでしょう。

第八運に力がつくのは北東の方位です。お住まいの中でも、地域の中でも、世界的な話でもそれが言えます。
それが第九運になると南にシフトしていきます。

以上は後天の話。

先天の影響と後天をどう見るかに関しては、もう少しみなさんが風水に慣れ親しんだ頃にお話できれば、と思っています。

第八運の五行は土エネルギーですから、この時期に流行する病気も土に関わりがあります。例えば、胃腸の病気だとか皮膚病だとか、良性にしろ悪性にしろポリープの病気がそれに当てはまります。第七運の終わりの頃にSo先生が「これから先は癌が注目され、癌に悩まされる人たちが劇的に増える」とおっしゃていたのが昨日のことのようです。

第九運は、と言うと火エネルギーの病気ですから、火傷や高熱、目の病気、心臓や血液の病気がそれにあたります。第八運の病気にしろ第九運の病気にしろ、決してなりたくはない病気ですね。こうした病気をどうやって防ぐかについても実は易経で教えてくれています。

そして、第九運はミドルの女性の時代です。シニアな女性でもなく若い女の子でもなく、ミドルの女性が時代を引っ張ることになるでしょう。

注目されるのもミドルの女性であれば、大いに活躍するのもミドルの女性。しかも、文学や芸術、法律、美容、ファッションなどの業界に関わりがあったり、そこで生き生きと活躍している人々が注目されることでしょう。

こうした第九運の足音が2017年ごろからやってきます。 天からやって来る運ではなく地の運ですので、みなさんの意識の中にはまだ上記のような変化は現れて来ないように見えるでしょう。しかしながら私たちは確実にこれらの運の影響を受けていきます。

これから起きる様々な出来事の中で気をつけなければならないのは、これから先どのような事をして行くのか、どのような業界と関わりを持って行くのか、と言う選択肢を間違えないこと。そして、それだけではなく、我々の住む地域のリーダーの選択肢を間違えないこと。選択肢を間違えないようなリーダーを選ぶこと。

祈るのはこのことだけです。