みなさん、こんにちは。孟意堂です。
さて、日本でも香港でも目には見えないけれど確かに存在するエネルギー「理気」の代名詞のようになっているのが玄空飛星法です。
玄空飛星法は、宇宙すなわち天からのエネルギーが我々を取り巻く環境に影響しているという考え方から来ています。
これは北斗七星の9つのエネルギーを1から9の数字に見立て、24に分かれた方位のそれぞれを計算し分析していく手法です。
この手法は明確で分かりやすく、何年かかけて学べばマスターできます。
しかも、これらのエネルギーは時間の流れと共に変化し、時にその影響にとてもインパクトがあるので顧客の方も実感しやすい、という特徴があります。
風水を学ぶ、あるいは使う人にとってはとても魅力的な手法です。
先日発売された孟意堂風水の本はテーマが金運です。
この本の中では、玄空飛星法の中の丙申(2016)年の流年風水のみをフォーカスし、しかも金運に関わるところだけを切り取って説明しています。
特に第三章では西南、南、東南という3つの性格の異なる金運に良い方位についてそのエッセンスとそれを強化する方法について説明しています。
実際に風水を鑑定する際にはもちろんこの方法だけが全てではないですし、実際、現場では西南、南、東南のそれぞれを更に3つの方位或いは全体を64の方位に分けて分析しアドバイスしていきます。
この点は、昨年銀座で行われた講座でもご説明しましたが、また機会を見つけて説明できればと思います。
ところで、香港では、住宅であろうと事務所であろうと投資の対象にもなりますので、中古物件の市場と新築物件の市場をくっきりと分ける傾向があります。
香港は不動産価格が高く、一戸建てを購入することはまず至難の技です。
マンション購入であっても高嶺の花。
それでも資産価値のある不動産市場には香港市民だけではなく海外の投資家からも注目されています。
築30年以上の中古マンションでは購入するのにローンを組むのが難しいという現状もあり、新築或いは比較的新しい物件に人気が集まります。
引越しをする際にこうした物件を選ぶのですから、風水も早く効果が出てくる手法に注目がいきます。
時間に左右されない、親から子へ代々受け継がれる物件、という話にはなりにくいのです。
こうした香港の不動産市場の背景があるからこそ玄空飛星法は香港不動産市場に適した手法と言えます。
実際のところ、香港では多くの風水師がこの手法だけで分析を行っているように見えます。
しかしながら、玄空飛星法のみの分析では全く不十分、と言えます。
(続く)
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