＜孟意堂の風水が誕生するまで＞

学生時代から中国に興味・関心を持つ。結婚を機に香港に移住。
好きな言葉は、「扭転乾坤（直面している問題が根元から変わる、現状打破するの意）」。心と身体を鍛え、エネルギーを理解するのに役立つ気功や太極拳を実践している。

来港後、香港で欠かすことのできない風水に興味を持ち、風水マスターのデビット・ソー氏を師事。デビッド･ソー氏からは、風水学、四柱推命、お日柄や暦をみる擢日（たくじつ）を学ぶ。しかし、2008年夏、デビッド･ソー氏が急逝。その一週間前、師から「風水マスターとして独立しなさい」と告げられる。ソー氏の死後、彼が認めた弟子は自分ひとりだったことを夫人から教えられ、ソー氏の意思を受け継ぐことを決意。

デビッド･ソー氏は、香港を基盤にアジア・中国各地で活躍した風水師。
特にファッション界の風水師として名を残す。主な顧客には、世界最大手の化粧品会社、ヨーロッパ有数のファッションブランドなど多数。さらには大手銀行や不動産会社も多くの顧客の一つであった。2007年には、ファッションブランドのセントラルの旗艦店の開幕式で風水儀式を行うデビッド氏の姿が「Time」に掲載されている。

その後、香港風水界の四天王と呼ばれた白鶴鳴氏、朱鷸橋氏等に師事し、風水三合法・三元法の大家漢五派の門を叩く。劉啓治氏、郭行雲氏より漢五派の奥義を学ぶ。
人を見る目を養う四柱推命をベースに、人の心と生活を風水によって豊かにする教えを受け、徹底した修行を行う。

お墓や位牌に関わる陰宅風水及び住宅や店舗、工場などの陽宅風水に加え、易經に由来する漢五派が得意とする三元法や水法を学び、漢五派第73代嫡系・孟意堂（意に長けるの意味）の名を授かる。
自分の足の裏で、地面の下に走っている地下水の流れがどこにあるかを知りなさい。」という修行や、羅盤を使わないで風水を鑑定する独特の修行を行っている。鑑定の際に気の流れを把握し分析できるのはこうした修行のおかげである。